下山日。昨日泊まった赤岳頂上小屋(2900mくらい)に比べて標高が500mも低いので朝から上着いらずの快適な朝。朝飯にカロリーメイトを食ってたら

虹が。それにしてもカロリーメイトの新味のメープル味うまいな。今まで個人的にチーズ味が一番好きだったけどメープル味のほうが圧倒的に好きだ。
 さて本日は下山だけの楽な日と見せかけて実は一番ハードなコース。勿論真っ直ぐ下山するだけなら渋の湯まで2時間くらい歩けば着くんですが、せっかくなので縞枯山の縞枯現象を拝んでいこうということで一気にコースタイム7時間のハードコースに。
 とりあえずは黒百合平から白駒池までひたすら下り道。下りホント辛い。おまけに途中で一瞬道を間違えかけてヒヤっとしたり。結果的に正しい方向に進んでたとはいえ1箇所分岐を見逃してた。

中1の合宿でキャンプした白駒池。とはいっても2年前・4年前にもチャリで来てるので特に感慨はなし。
 ここで麦草ヒュッテに荷物を預けて茶臼山(縞枯山がよく見える)へピストン。おお荷物が軽いとこんなに楽なのか!どうせ大した装備もなく10kgの荷物でしたが、やっぱり背負うものが有るのと無いのとでは全然違いますね。足取りも軽くコースタイムの半分くらいで一気に頂上へ・・・が、ガスってて何も見えねー!何のためにこんな所まで来たんだ。この辺は目ぼしい高山植物もないのでホント来た意味ない。空しい気分で再び麦草ヒュッテに帰還。
 さてここで本当は麦草ヒュッテで昼飯を食う予定だったんですが、予想外にも荷物預かり料150円を取られて悔しいので中止。手持ちのたべっ子どうぶつで済ませることに。とりあえず国道を歩いて狭霧苑へ。

道路にあった謎のペイント。軍手はただの比較用。どんなポーズだ

道路わきに生えてたベニテングダケ
 狭霧苑は12年前に随分と時間かけて散策しただけあってなかなか気持ちいい所でしたが、微妙に天気が悪くさっさと下山しておきたかったので休憩もほどほどに渋の湯に向かう1時間半の登山道へ。ここはあまり一般的な登山道ではないため荒れ気味で少々道が分かりにくく。おまけに途中明らかに熊のフンっぽいのがいくつも。まあ北海道で恐怖したヒグマに比べたらツキノワなんてどうってことない気もしますが、それでも怖いもんは怖いので、北海道のアポイ岳と同じく大声でAZ校歌とか箱根八里とか野バラとか歌って熊にアピールしながら進みましたとさ。

道中咲いてたイチヤクソウの仲間

 渋の湯ではボロい温泉でゆっくり休みながらバス待ち。携帯が圏外だったので、帰りのバスで圏内に入った瞬間急いで帰りの電車を検索。小淵沢から出てたホリデー快速なるものに乗ってのんびり帰りました。
 家までの途中で寄った主婦の店いずみで(そんなに悪くない)見切り品の枝豆2束25円とか信じられないものが売ってたので迷わず買い、夕飯は

  • 枝豆
  • 天ぷらソバ

やっぱ我が家が一番ですな。