剱岳登山3日目

 下山日。当初はコースタイム10時間かけて大日岳経由で下山するという壮大なプランもあったものの、割とヘロヘロだったのと室堂の温泉に惹かれたので素直に室堂バスターミナル経由で帰ることに。ひとまず剱御前小舎まで歩いているとライチョウの親子が出現。まあ立山近辺は10年前に来たときも死ぬほどライチョウ多かったので南アで見るのほどありがたみはないけど。

ライチョウの子供。親1子2の組み合わせだったけど同時には撮れず。
 剱御前小舎を越えるとあとは以前通った道。

懐かしの雷鳥沢キャンプ場。

雪渓と小川がいい感じ。
12年前とはいえ室堂方面の大量にテントと山小屋がある眺めはなかなか特徴的なので結構覚えてる。雷鳥沢キャンプ場近くの雪渓では合宿のとき同期が女体像を作ってたなあとか思い出に浸ったり。キャンプ場からバスターミナルまではもう石で綺麗に舗装されたハイキングコースというか観光地のような様相。すれ違う人達と挨拶することもなくなって気分はもう完全に下界。しかしこの辺り12年前は大量にライチョウいたはずだけど今回は結局一度も見なかった。時期が違うのか数が減ってしまったのか。理由は謎だけど、とりあえず最初に見た時ちゃんと撮っておいて良かった。てなわけでミクリガ池温泉でリフレッシュしてバスに乗って登山終了!まあ室堂からバスで美女平→ケーブルカーで立山→ローカル線で富山駅と移動がなかなか長いわけですが。

ミクリガ池温泉。このへんは完全に観光地。
 最後に富山駅富山ブラックラーメンの元祖らしい大喜なる店で飯。ブラックというのは単に醤油の黒ということらしく、とにかく死ぬほどしょっぱい。スープというよりは醤油にちょっと味をつけたような味。ヒロセさんの頼んでた小盛700円はそこそこのバランスっぽかったけど、僕の頼んだ大盛り1400円は明らかに2倍の値段に見合っておらずコスパは結構悪い。まあ肉体労働者のためのラーメンということで一度食べてみる分には面白いけど2回目はいいやという味ですね。ていうか登山の後じゃないと塩分過多で死ぬ。たぶんスープまで全部飲み干したら食塩30g以上あるんじゃないだろうか。というわけで大喜のとりそばがむしろ食べたくなる大喜のブラックラーメンでしたとさ。

塩分超ヤバいブラックラーメンで〆。お疲れ様でした!