電王戦雑感その2

 コンピューター将棋の一件について自分の見方がかなりヒネくれてるのは実は「自分が神の一手的なのの追求にロマンを感じるから」じゃなくて単に「将棋界にそこまで思い入れがないから身近なコンピューター側を応援してる」ってだけなんじゃないかと自問してみたんだけど、将棋の話から置き換えて「コンピューター麻雀が仮に今からR400くらい強くなって手も足も出なくなって逆に人間がコンピューターから教わるようになる」とか考えてみたらやっぱり素敵な未来にしか思えなかった。というわけで、いいじゃんコンピューター強くても。
 あと電王戦って興業的には相当成功してると思うんだけど、あの煽りっぷりは連盟としてどうなのかと。主催のドワンゴとしては普通の姿勢だけど、連盟も普通にそれにノってるのは大丈夫なのか。ああやって人間が負けちゃったら一巻の終わりみたいな見せ方してるのは、現在はまあ勝負になってるからいいけど将来手も足も出ないようになったときに一気にファン離れ起こしそうで凄く焼き畑っぽい。