伊吹山&霊仙山登山1日目

 M高がまだ眠るなか彼の家をひっそりと出発。恵比寿→山手線で品川→のぞみで名古屋→新快速で近江長岡と移動。今回は完全に山をナメ切っててポメラ持参だったので車内ではしっかり作業。
 近江長岡駅はなんとなく予想はしてたけどコンビニ等の売店はなんにもなし。恵比寿のコンビニであらかじめ補給しといて正解。ほどなくしてヒロセさんも到着。送別会以来9か月ぶりだけどそれほど「久しぶり」って感じがしないあたり歳とったって感じる。
 近江長岡から伊吹山登山口まではバスでの移動。所要時間15分とのことなので「バス逃したら最悪歩けばいいやー」とか言ってたけど、かなり曲がりくねった複雑なルートだったので歩きだったら正直かなり厳しかった。途中サイクリングしてるロードバイクのにーちゃんがいたけどクソいい天気なので大変そうだ。なんとなく山っぽい雰囲気の地域だけど、実際は登山口まで行ってようやく標高200mてとこなので超暑い。というわけで登山口で降りても売店やらコインロッカーやら完備してるし完全に下界といった雰囲気。あと何より自販機の値段に位置エネルギーが付加されてない!
 しっかり整備された超綺麗なトイレで用を済ませて登山口を出発したのは10時過ぎ。塩見岳登ったときと同じく僕が地図を見てヒロセさんが時計&GPS&高度計でペース管理する分担。ていうか今回完全に観光地で別に地図とかなくてもどうにでもなるので僕要らない子ですね。ヒロセさんは相変わらず僕の好き勝手なペースにそのまま付き合ってくれるので本当に登るのが快適。ズンズン歩いては急停止して花を凝視するとかの繰り返しなので正直キレられても仕方ない。

グンナイフウロ

奥のほうに琵琶湖が。
 さて登山道のほうですが、最初のほうは樹林帯の広くて歩きやすい道で超高速で歩いてたんですが、3合目あたりから開けた場所に出て灼熱地獄に。アポイ岳といい低山の開けた山ってのは本当に暑い。ましてや北海道でもなく本州となればなおさら。草原になってるおかげで花がいろいろ咲いてるのは有り難いけど水が凄い勢いで減っていく。ただ後ろを見るといつでも琵琶湖が見えるというのは楽しい。とにかく道がメッチャ歩きやすいのでガシガシ登って12時半ごろには山頂に到着。

人だらけの伊吹山山頂。

山頂付近の眺め。
 山頂付近はとにかく人が多い!登山道の逆側からは伊吹山ドライブウェイで9合目くらいまで来れるので、比率的には大多数が車で来た人達。というわけで休憩室も飲み物も有料なので建物の脇の日陰で小倉&マーガリンパンを食べて資本主義の非情さを噛み締めるのでしたとさ。つうか伊吹山ホントに無料の水場一か所もなかった!車がすぐ近くまでに来れるのにペットボトル250円はボり過ぎ。

売店の誘惑に負けず細々と昼飯。
 山頂では多少時間があるのでお花畑を見つつ駐車場方面まで歩くことに。途中何かのトリカブトが咲いてたけど、ちょうど咲いてるタイミングで人とすれ違ってしまってちゃんと観察できず。例によってすごく歩きやすい整備された道なんだけど、看板には「この道は本格的な登山道なのでキチンとした装備がない人は歩かないでください」みたいなことが書いてあるんですね。さすが車で入れる山。で、駐車場からの帰りは「本格的でない登山道」を歩いたわけですが、こっちは完全に終始階段になってるという。確かに歩きやすいけど傾斜としては急なので逆にハードな気がする。

駐車場への本格的な登山道。
 帰りは2時頃に出発。バスまで2時間くらいしかないし若干急ぎ気味のペース。塩見の下り道はキツ過ぎて死にそうだったけど今回はそれなりにまともなペースで歩けた。やっぱり下りは荷物の重さがモロに効いてくるな。しかし道中でなんかのトレーニングかなんかで登山道を文字通り駆け下りてくオッサン何人かに抜かれたので元気な人もいるもんだ。途中日陰でまったり休んだりしつつバスの時間には余裕をもって無事下山。
 さて本日の宿は近江長岡の隣にある醒ヶ井駅の民宿「ますや」。宿のおっちゃんが迎えに来てくれたのでラクラク移動。やっぱり登山のあとの風呂はたまらん。夕飯も一番高いコース選んだだけあって美味でございました。2人でおひつ大盛り2個分完食。

夕飯。いろりと見せかけてカセットコンロ。
 んで夜ですが、何やら麻雀道具を無料で貸し出してくれるみたいなので17歩をやることに。BGMはラジオの「キーウィ佐藤のポップス進化論!」。プイさんも煽りストとしては美声だけど佐藤良明は正統派のいい声してますねー。で何局かやって感覚を掴んだところで「半荘勝負、買ったらジュース一本」という勝負を始めたら開幕スッタン振り込んでお通夜。とりあえずハコなしで続行したけど56000点差まで追い上げて終了。流局まわりのルールがよく分からないので総連荘てことにして高い手入るまでベタオリ続けてたけど絶対これ正しいルールじゃない気がする。