伊東旅行2日目

 研究室の人々は1kmほど先の道の駅へ見物に行くようでしたが僕は一切の協調性を見せず独りサイクリング。とりあえずバイパスじゃないほうの県道12号線を走って冷川峠越え。うーん高々360mの峠だけどカナリア諸島の時よりなんだか辛い、というか腰が痛い。基本的にマウンテン乗る時は心肺機能云々より腰痛との戦いなんですが、そういえばカナリアではそんなに腰痛なかったな。というわけで実は自分のマウンテンバイクが体に合ってないんじゃないか説が浮上。

冷川峠360m。
 さて冷川峠を越えた先は真っ直ぐ大見川沿いに修善寺まで下る予定だったんですが、思ったより体力と時間に余裕がありそうなので20kmほど遠回りして国士峠(国士越)を目指すことに。この県道59号がツーリングマップルお勧めだけあってなかなかいい道で、傾斜もそんなに急でなくて走りやすいし随所にワサビ沢があって飽きない。チャリ乗りモードの時は「伊豆」っていうと海より山のイメージが強いのでやっぱ伊東とかよりこういう所がしっくり来ますね。

ワサビ沢。

国士峠510m。
 国士越から先は狩野川の東岸をひたすら北上。やはり狩野川は雰囲気いいなあ。時間がある時なら網持ってきて魚捕りたい。狩野川は中学生時代に初めてイシガメとかヤマトヌマエビとか捕まえたりとなかなか思い出深い。
 が、思い出に浸りながら気持ち良く走れたのも修善寺まで。修善寺橋前の交差点の構造がクソ過ぎて渋滞待ちをするハメになり、さらにその先は交通量の多い国道136号を通ることになるのでピリピリしながらの移動。途中遭遇したブックオフ2軒両方に立ち寄ってエマ7巻と鉄鍋のジャンR3巻と小説DQ5上巻を買ったりと気分はもう完全に都市部モード。
 というわけでゴールの三島に到着したのは伊東を出発してから5時間半後の4時半頃。延べ750mアップ60kmくらい。本当は同じコースを昨日三島から逆向きに走るつもりで時間の都合上断念したわけですが、改めて考えてみると伊東スタートで本当に良かった。冷川峠なんかは東側はカーブと傾斜がキツくて下りだったら楽しめそうにないし、川沿いに緩やかな下りを疾走するのは本当に気持ちいい。ついでに今回みたいにゴール直前にブックオフがあったら普通に買い物できるけど、スタート直後だったら荷物も増やせないしその先の見通しも立たないからスルーせざるを得なかった。
 さて今日本当に辛かったのはそこから先。疲れた体でチャリを担いで電車を乗り換えるのは本当にしんどい。本郷時代だったら東京で降りて終了だったけど、今回はさらに上野・柏での乗り換えが追加されてて死ぬ。もう少し担ぎやすい輪行バッグ買うかなあ。ていうかもっと軽いチャリが欲しい。