行動記

OB合宿のメインディッシュともいえる北岳登山の日。ただし僕はもう登るのは4回目でさすがに見慣れた感があるのでワイワイ登るのを楽しむ感じで。感想としてはやっぱり今年は花が咲くのが全体的に遅いなーってこと。鬱陶しいハクサンイチゲがほとんど咲いてないのはいいとしても全体的にちょっと寂しい感じでした。もっと高山植物だけじゃなくて他の生き物にも詳しくなりたい。僕がほとんど高山植物しか分からないのに対して、みんな蝶やら鳥やらそこにいる生き物をオールラウンドに楽しんでいました。やっぱそういうのも分かったほうが人生楽しいだろうなーと思いました。
さてさてそんなこんなでこの日の目的地の「赤い屋根のおうち」北岳山荘に到着。いつも北岳登る時は肩の小屋泊だったのでこちらは初めて。北岳山荘は割と最近立てられた山小屋であり「快適」との評判を聞いており期待が膨らみます。が、そこにあったのは悲惨な現実。山荘は余裕で定員オーバーしていて、2人で1つ布団を使うか狭い屋根裏部屋に泊まるかの非情の二択。当然屋根裏部屋を選んだんですがこれがヤバい。天井の低さがありえん。屋根裏部屋は大部分の客が泊まる部屋からハシゴで登った所にあるんですがあまりの天井の近さにリュックを背負ってるとつかえて登れません。位置によっては座って体を起こしただけで頭が上にぶつかります。ブタ小屋として生物部員にとっても評判だった肩の小屋でもタテのスペースくらいありましたよ?しかもやたら暑い。新しい建物だから気密性がいいんでしょうか。暖かいのは結構ですが夜朝寒さに震えながら布団にくるまるのも山の醍醐味の1つじゃないでしょうか?開けられない窓はすぐ近くにあるので光だけは差し込んできて靴下の巻き起こす埃のチンダル現象に萎えまくりです。
でも
まあ
飯はうまかったです
トイレも綺麗だったです
水場も近かったです