9日にゲストハウスに泊まった時に宿の兄ちゃんから「シュノーケリングするなら真栄田岬がオススメ」という話を聞いて是非泳いでみたいと思ってたんですが、本日はとりあえず今は雨降ってないものの曇っていて風も強め。で泳ぐのは諦めて南の知念村方面へ走ってくることにしました。
帰りに登ってくるのがもの凄く憂鬱になる坂をいきなり下ってからとりあえず与那原まで車の多い道を走り、そっから曲がって海沿いの道へ。このあたりは道路はよく整備されてるけれど車は少ない非常に快適な道。人もほとんどいないので歌を口ずさむ、というか普通に歌いながら疾走。これだから一人の自転車旅は気持ちいいんです。
途中から海岸線によくあるアップダウンの激しいジグザグ道になり、へいこら登ってとりあえず目的地に考えてた知念岬に到着。なかなかに眺めのいい場所で、高台から見下ろす海と小島は最高の景色。これで天気が良かったら最高の気分なんですが、あいにく空はすぐにでも降りだしそうな雲なのであまり長居はせずに出発しました。
帰りは違う道を通りたいので激しい坂になるのを覚悟で半島の付け根を突っ切る道を選択、案の定結構キツイ坂でたらたら登ってましたがここで雨!ついに来ましたか。しかも一瞬でものすごいどしゃ降りに。さすが亜熱帯。バス停留所の屋根の下でレインコートに着替えて再出発。ヒイイまた急な下り坂+ブレーキ不良+雨(よく滑る&視界悪い)のコンボ!怖い怖い。相当チキン走行で歩道走りまくり。そして坂を下りきったころには雨は小降りになっているという。
たらたら走って途中「最強食堂」なるカッコいい名前(しかも看板が明朝体)の飯屋で昼食。普通に安くてそれなりの味。まあ真っ赤なレインコートの変態スタイルだから安っぽそうな店しか入れませんから。
さてここからが山場。文字通り。M高兄邸まで一気に登る道です。ていうか登板車線とかあるし。大体12%くらいと思われる坂を3キロくらい。頭と体が旅行モードの時にこの坂はツライっす。疲れ切ってM高兄邸到着。うーん距離自体は40〜50キロくらいでたいしたことなかったんですがやっぱり雨ってのは疲労を倍増させます。
続いてお兄様も続いて部活から帰ってきたので飯に連れて行ってもらいました。2年前も一度連れて行ってもらったことのある首里の本格的っぽい沖縄料理屋。さすがに値段まではよく覚えておらず、一方で料理はかなり良かったことを覚えていたので結構高いことを勝手に想像してたんですが、実際は沖縄料理の小鉢がいろいろ付いて定食千円程度。こりゃ素晴らしい。サツマイモと三枚肉の味噌汁(のようなもの)や豚肉のゴマ包み蒸し等堪能しました。ところで僕は飯食うとき一番好きなものを無意識のうちに最後に残す派なんですが、今回最後に残ったのは肉でも魚でもなく酢の物。うーん年寄りだ。


ちなみに。この日行こうか迷った真栄田岬ですが、後日聞いたニュースによるとこの日ダイビングしてた数人が潮に流されて行方不明になったそうな。うーんやっぱ天気は重要ですね。風すごい強かったしなあ。