はじめてのあげもの

相模川で遊んできました。網で水辺の草をガサ入れしてナマズの幼魚を採ったりというのも楽しめましたが、今となっては家に水槽がないので「食える」生き物を採るのが今回のメイン。というわけでテナガエビをハント。ついでにモクズガニも。
行った場所は相模川本流と支流が交わる場所で、まずは支流の方でテナガエビを探しました。支流は流れが速く水深もそこそこあり、さらに水温も低いわで採りやすさは圧倒的に本流の方が上なんですが、本流は底が泥質なのに対してこちらは砂利であり、テナガエビの味がこっちの方がかなり上なんですね。だから出来ればなるべくこっちのを採りたかったんですが、全然見つからん。おーい何処へ行ってしまったんだー。おまけに一時間くらいすると寒くて耐えられなくなってきます。体内から温度36度という暖かい水を排出して服の中に充填するも焼け石に水。なんか痩せたせいで寒さに弱くなった気がします。
つーわけで支流の美味しいテナガエビは諦めて本流で採集。こっちは上々。テナガエビ12匹に甲幅6,7センチのモクズガニ2匹(いずれもメス)。ついでに親父が釣ったアユ3匹ももらって結構な量の食材GET。
んで問題がテナガエビ。いつもは素揚げにして食うんですが僕は揚げ物した事ありません。・・・でもやっぱりテナガエビを素揚げ以上に美味しく食う方法が思いつかないので挑戦してみました。フライパンに少なめに油を入れて傾けたら1.5センチくらいの深さになるようにし、適当に熱しました。油の温度とかわからんぞー素揚げだから衣ないので「衣を落とした時の浮き上がり方」つってもわからんし。つーわけで完全に勘。怖いので長袖で調理。さすがにさっきまで生きてたエビだけあって水分拭ききれないので案の定油が結構跳ねてきますがガード。適当に勘で上げるとこれがまた旨いんですよ。じゅわーと溢れる旨み。最高です。これだから川の幸はやめられませんね。
さらにカニを一匹だけ調理。とりあえずカニ汁。生きたままカニを鍋に放り込んで蓋をして着火!最初は鍋の中で暴れるけど段々静かになってくるカニ。南無。んー味のほうはちとイマイチでした。マズい味の成分があるとかじゃなくて単純にうまみの量が足りません。カニ自体は美味しいんですが一匹ではダシとしては足りなかった模様。さてもう一匹は明日なんにして食おうかしらん