思い通りに行かないのが世の中なんて割り切りたくないから

ひたすら走ってるとだんだん雨が強くなってきました。まあ帰りは別に濡れても構わないんですがやっぱりやる気に関わってきます。しばらくすると前輪のほうからシュッシュッとなにやら周期的でリズム感あふれる不吉な音が。信号で止まったときに見てみると、このチャリは前輪が多少振れているんですがその振れが大きくなった場所でブレーキと接触しとる。ああ前にもこういうことあったな、と思いながらブレーキの位置を修正して再び出発。ところが不吉な音は相変わらず鳴り続ける。何度直してもブレーキの位置が戻ってしまう。おいおい結構勢いよく回転させてもタイヤすぐ止まるよロス大きいなあと思いつつも諦めてこぎ続けることにする。んでやっぱり気になって再び信号のところで見ていて偶然前輪に大きい負荷をかけたときに「シュー」と長い音が。うげえ空気抜けとるよどうしようまあパンク修理やり方しらねえしこのままダッシュダッシュ
しかし当然空気が抜けながら家までたどり着くことも出来る訳もなく途中一気に前輪が重くなったのを感じます。とうとうタイヤがペシャンコになってしまわれました。残り約13キロ。自転車購入に付き合ってもらった先輩に電話をかけてみても出ない。とりあえずメールを出しておいてしばらくチャリを引きます。
さて、ここで今出来ることを考えてみました。選択肢として出てきたのは?メーリングリストに「今溝口あたりなんですがパンクしちゃいました。てへっ。パンク修理やり方知らないんでだれかお近くにお住まいの方いらっしゃいましたら愛の手をお願いします」というメールを出す?気合で電車かバスに乗る(全行程走る予定だったのでチャリをしまう袋はありません)?先輩にパンク修理のやり方を聞いて自分で治す?家までチャリを引く、の四つ。本当なら僕は別にどれだけ帰りがおそくなっても構わないので適当でいいんですが今日はサイドバックに新鮮なナマモノが入ってるので結構急がなくてはいけません。とりあえず家を知ってる先輩ではここら辺に住んでる人は誰もいないので?は却下。露骨に拒否されそうなので?も却下。んで残ったのが?と?.実際メールをやりとりして修理のやり方は聞いたんですが?には普通に修理できれば?より早いというメリットとともにタイヤを剥がした後のやり方がもしよく分からなかったら完全に立ち往生になってしまうというリスクがあります。んでとりあえずチャリをひきながら迷っていたんですがそこに「渋谷 6km」という掲示板が!これで腹を決めました。つうかいつの間に7キロも歩いたのか。気合でチャリを歩いたり走ったりしながら引くことに決めました。チャリは前輪はおかしいし後部はサイドバックがあってやたら重いし引くのも一苦労でしたがまあなんとかたどり着きました。氷はまだちゃんと解けないで残ってたので鮎は無事だ。ヨカッタヨカッタ。これからは空気圧気をつけます。
本日の予定 チャリで往復90キロ
実際の行程 チャリで77キロ 徒歩13キロ
よく頑張ったと自分を褒めてやりたい