第5回まえばし赤城山ヒルクライムbyママチャリ2nd

 今年もやってまいりました。レースに対する緊張感というものが少しずつ薄れてきたためかあるいは新兵器のヤクであるところの睡眠改善薬のおかげかそれなりに眠れてスッキリ。焼きソバ・味噌パン・アンパン・ゼリー・ヨーグルト・牛乳を詰め込んで1200kcal摂取。最後に体重量ったのが金曜朝なので不正確だけどたぶんなんだかんだで去年と同じく出走時体重55.5kgくらい。天気予報によると終日雨が降らないっぽいのはいいけど気温が高くなりそうで若干不安。会場にはスタート1時間半前に到着。お茶を若干飲み過ぎたのかトイレが近い。
 今年はドローンが落下炎上することもなくサクサクと進行。今年は予想タイム80分で申請したので前回よりは周囲のペースが速いけど期待したほどではないので適当にブリッジしつつ繋ぐ。もう少し前に並びたかった。さすがに前回の185拍というような超ハイテンションにはならないけど180拍までは上がってくれて今シーズンサッパリだった心拍の問題は概ねクリア。畜産試験場を16分ちょいで通過して大体80分ジャストくらいのペース。去年よりエアロポジションが改善しているので前傾姿勢を維持しやすく、旧料金所を27.5分くらいで通過しても引き続き前傾姿勢中心で。このあたりでもまだ180拍前後を維持できており悪くないペースだけど80分切るのは無理そう。途中で他の走行車に「空気入ってないよ」とどこまで冗談なのか分からないことを言われ、確かに後輪はかなり空気圧高めで入れててパンクしているのも有り得ると動揺。とりあえず確認しようとするも走りながらだと後輪の接地面はうまく見えないので無駄に消耗。
 箕輪あたりでついに178拍前後まで心拍が落ち始め、目の前のチャリにただひたすらついていく方向にシフト。が、ここで唐突にピキーンと右ふくらはぎに足攣りの症状が表れ、走行は可能なもののほとんど左足のみの片足ペダリングのようになり一気にペースダウン。前傾姿勢で回していた時に特有の攣り方なので、それまでの回すペダリングから体を起こしてガッコンガッコン踏む汚いペダリングにシフト。当然スピードは全く出ず常時10km/h切りの状態に。急速にやる気が失われていき単なるサイクリングペースに。最後くらい踏もうと思ったら再びピキーンと今度は走行不能レベルに攣ってゴール300m手前でチャリを降りて2分くらいマッサージするという惨め過ぎる結末に。87分台前半でフィニッシュして前回から5.5分のタイム悪化で今年の赤城山ヒルクライム終了。完全に不完全燃焼で、大沼から折り返す時の登りが去年は死ぬほど辛かったのに今年は余裕で登れてしまう悲しみ。
 下山して駐車場に戻ると、Tはダメだったもののそのチームメイトが入賞したという明るいニュースが。少し話をして攣り対策にはコンビニで売ってるような干し梅が一番と教えてもらう。ありがたや。最後に無事完走した物工のHと計数のTとラーメン食って人間回復。5.5時間かけて120km自走して全行程終了。走っている間にいろいろポジションを試しながら考察していろいろ攣り対策の光明が見えてきたのでスバルラインではマシな走りをしたい。