八ヶ岳まったりサイクリング1日目

 いろいろ巡り合わせがあって自転車サークルのサイクリングイベントにこの歳になって出てきました。日帰りイベントは大体毎年参加するスバルライン他いくつか出てますが宿泊するのはたぶん8年ぶりくらい。
 初日の現役の子らのルートは4月にツールド八ヶ岳自走の際に通ったのと似たルートを通ってくるというもの。自分は当然レンタサイクルでの参加なので、茅野スタートで乗鞍や美ヶ原に登ったのと同じママチャリを借り、宿まで一人でのんびり50kmちょい1000mアップの単独走。八ヶ岳山麓は道が広い割に車も多くなく走っていて気持ちいい。ただしノートPCやら土産物(貢物)やらで荷物がかなり重く、おまけにここで借りるレンタサイクルは走行性は悪くないけどキャリアがついてないので荷物が全て前カゴということでやたらバランスが悪い。パンクも微妙に怖いし全く急いでもいないので徐行運転。途中で他のチャリに抜かれても氷の心でスルー。
 2時くらいに宿に着いてみると案の定現役生はまだ来ていないので、宿から5kmほどの場所にある飯盛山でハイキングすることに。途中で通る野辺山駅では今回借りたのと全く同じママチャリのレンタサイクルがあったけど、返却する手間を考えるとやっぱり茅野で借りるのがベストっぽい。登山口からは野辺山天文台の巨大なパラボナがよく見えて壮観。飯盛山は山頂でも標高1600m程の小さな山で、スタート地点からしばらくは樹林帯。あんまり期待していなかったとはいえ笹ばっかりで「ショボッ!」という第一印象だったけど、よく見るとユリ科の何かが咲いてたり、それとしばらく歩くと開けた場所が広がってきて、そこはなかなかの花畑。そして現れる花が悉く見覚えが全くないということで、宿に戻ってから調べてみるとやっぱり高山植物というより山野草だった。そりゃ知らんわ。でも山の花も案外悪くない。見覚えがある高山植物っぽいのもあったけどそっちはどれも花期どころかつぼみすら付いてなかった。

たぶんチゴユリ

アヤメ。もっと湿地っぽいところに生えるもんだと思ってた。

飯盛山の山頂より。

野辺山天文台
 さて一通り花を堪能して宿に戻るとやっぱり現役生は戻ってない。というわけで再出発して先頭の現役生3人と合流したらUターン。結局参加者が何人いるのか訊いてみたらなんと50人程度とのこと。自分の頃はメチャクチャ多い合宿でも20人とかそういうレベルだったので自転車ブームというものを実感。入会当初から既に自前のチャリを持ってる人とかもいるらしい。
 夜は飯を済ませたら懐かしの反省会&飲み会。様子を聞いているとどうやらラインやgoogleドライブ等の文明の利器を駆使して班分けやら位置情報の管理やらをしているようで、こういうのが無かったら明らかにこの規模だと回らないっぽいのでうまくブームと時代がマッチしてるというのを実感。これは運営大変だ。というわけで人数が多すぎて現役部員間でも名前が分からないパターンが結構あるみたいだったので30代のオッサンが一人紛れ込んでも割と余裕の雰囲気でしたとさ。