秋田駒ヶ岳登山。ルートはコースタイム1時間ぶん歩いて尾根に出たら反時計回りに横岳・男女岳・男岳とゆるゆる周るコースタイム7時間くらいの短いルートで、最高点の男女岳までは実際道もよく整備されてて楽勝ムード。途中でミスコースして登山道でない斜面に突入する場面はあったけど、こちらも行先自体は目視できていたのでちょっとしたスリルの味わえるスパイスといったところ。
横岳付近。完全に火山の雰囲気。
異様な雰囲気だけどたぶん矮小化したハクサンシャジン。
登山道なのか悩んだ挙句突撃したけどやっぱり正規ルートではなかった。
阿弥陀池。
男岳。ここから先は尾根沿いの下り。
気持ちのいい下り道。
五百羅漢なる巨岩。
女岳の脇のカルデラ。
で、問題は最後のピークである男岳を過ぎた後の緩い下り道で、こちらは通行者が少ないらしく笹やアザミが茂る足元の見えない道を1時間半に渡って歩き続けることに。最後は笹の高さが背丈を超え完全に藪こぎといった様相に。地図の雰囲気から考えて尾根周回ルートは伊吹山的なノリでハイキングコースとしてバッチリ整備されてると思ってたら痛い目に遭いました。尾根沿いに歩いてるだけに進行方向が分からなくなることはほぼなかったことだけが幸い。そして藪を抜けて来たルートに復帰した後は車までもう少しというところで雨が降り始め、ペースを速めるも結局本降りまでに間に合わず10分くらいの道のりのためだけにザックカバーを取り出すハメに。まあ今回の日程では終始天気予報が微妙だったのでここまで降られなかったのはむしろラッキーではあるけれど、もう少し持ちこたえて欲しかった!そしてこの下りでのペースアップのためにその後しばらく筋肉痛に苦しむことに。
そして道なき道へ……。
道です。
というわけで無事車に戻り、あとは雫石に道の駅で温泉に入って新花巻で解散。毎度毎度ヒロセさん本当に運転ありがとうございました。今回は剱岳や塩見と違って2日ともそれほどハードではないものの、その2日ともにしっかりと登りを含んでいて全体としては結構な運動量になりました。まあそれ以上に飯食ったので体重はちっとも減らなかったんですが。