霧島温泉レンタサイクル旅行3日目

 最終日。空港に戻るだけならチャリ返却込みで3時間強で済む一方で飛行機は19時発なので、とりあえずホテルに荷物を置いてのんびり高千穂河原を目指すことに。とはいえパンク等の事態になったら一気に時間を食うのである程度のペースは確保。
 高千穂河原までは7割方は初日にえびの高原に行ったのと同じ山道で、10%くらいの勾配が続く区間が1km以上あったり結構キツい。初日二日目と比較的ゆっくりしたペースで走っていたつもりではあるけどやはり疲労は溜まっていたようで、ここにきてついに本格的な腰痛が到来。フラットハンドル死すべし。心拍は160台なのに腰がツラ過ぎて全くペースが上がらない。こう自分の体力が向上してみるとどれだけ腰痛が自転車で走る上でのボトルネックになってるかよく分かる。U字ハンドルのママチャリを用意していなかった自転車屋を呪いつつどうにか59分で目的地の高千穂河原に到着。12.7km575mアップ。ちなみにこの高千穂河原は新燃岳から3kmくらいしかない場所で、念のため下り坂のみで火口から速やかに離れられるルートを常にイメージしながらチャリを漕いでいました。何もなくて良かった!
 高千穂高原は霧島神宮が800年くらい前に焼失するまであった場所ということで、その残ってる鳥居だけとりあえず拝んで撤退。しかし割と僕はいつ噴火するか終始ビビりまくりだったんですが案外普通に(平日の割には)奥の高千穂峰までハイキングしてる人いますね。

霧島神宮古宮址。
 あとは霧島神宮まで一気に急坂を下り、昨日のメディオと同じ道を通ってホテルに戻って荷物を回収していざ帰還。全く同じ道を通るのも退屈なので250mほど余計なアップがあるけどショートカットになる鹿児島空港経由の道に。

そのアップをこなした先にある嘉例川駅舎。築100年の木造建築。
 そして最後に立ち寄ったのが空港から約10kmひたすら下った先にある龍門滝。立派な滝の割に観光客はおらず、散歩中の地元民っぽい人しかいなくて落ち着いた雰囲気。すぐ隣にある龍門滝温泉も250円、風呂場に石鹸なしという完全な銭湯スタイルでゆっくり汗を流せました。安過ぎて申し訳ないので余分な飲み物と地元産の干し椎茸を買って微力ながら貢献。汗をかかないようにゆっくり走ってチャリ屋に旧式車を返して旅程終了。本日の走行距離63kmのアップ1110m。

龍門滝。近くに寄るとさらにデカい。

リザルト

3日間全体では走行距離175km・アップ3380mということで旧式の整備不良車の割にはちゃんと走ったっぽい。飛行機代タダで総費用40000円ちょいとなかなか優雅な旅行でした。……これで体重据え置きだったなら言うことないんですが。1.5kg増は結構大きいので地道に減らさないと。