滞在編

  • というわけでひたすら資料作ってたのでホテルの部屋にいる時間がかなり長めに。今回は他に選択肢がなかったので素泊まり1泊200ドルという人をナメた値段のホテルになってしまったわけですが、さすがにこれだけ金取るだけあって部屋はなかなか豪華。カーペットがよく掃除されてて裸足で歩いても足があまり汚れないし。ていうかいつも海外行くたびに「次はスリッパ持って来よう」って思うんだけどまた忘れた!しかし冷蔵庫が備え付けの有料の食糧で完全に占拠されててここにも商業主義の弊害が。
  • メシはなんというか微妙。物工のHが東海岸のメシはまずいといってたけどその通りだった。学会のランチはパサパサした鶏肉のサンドイッチで、あと中日にやったバーベキューパーティー(50ドル)は、すぐそばのグリルでハンバーグが焼かれてきてお好みハンバーガー(orホットドッグ)を作って食べるだけという詐欺イベントで失望が激しい。近所のスーパーのパックの寿司が一番の癒しだったという。あとマクドナルドも美味しく感じる。
  • しかしアメリカのマックってやたら巨大なのが出てくるのかと思ったら飲み物はともかくハンバーガーは別に日本と変わらんサイズですね。これでピザ人間作るのは難しい気がする。やっぱりメシのサイズというよりアイスとかの間食がピザ製造のカギなのかな。
  • で、あまりにボストンでロクなもん食べなかったので最終日くらいは美味しい物が食べたいと一念発起。ボストン名物らしいクラムチャウダーがメニューに書いてある店を求めてイタリアだかスペインっぽい料理の店へ。この店はクラムチャウダーからパスタ、そして付け合わせのパンまですごく美味しくて、ようやくいい物が食えると思って沢山注文しようと意気込むも、ここしばらく飯が美味しくなくてあんまり食べてなかったせいで胃が縮んでおり思ったように詰め込めず。しかし食べ切れなかったパンは店員さんに頼んだら包んでくれたしいい店だった。とりあえず今回のアメリカ行きで持ち帰りが to go であることは覚えた。
  • ちょうど7/4日は独立記念日で、チャールズ川の花火の場所取り客が昼間からたくさん。bomb squad(爆発物処理班)が来てるあたりアメリカっぽい。



  • アメリはえらいクレジットカード社会らしく、スーパーとかのちょっとした買い物でもカード支払いの人が沢山。で、そのせいか小銭をキッチリ出す文化がないっぽくて、16.96ドルの買い物に17.06ドル出したら6セント突き返された。消費税のせいで合計額も暗算しにくいし、なんというか小銭を少なくしたい消費者には辛い社会だ。せっかく硬貨の種類頑張って覚えたのに。海外だと釣り銭少なくするために店員小銭の有無を訊かれることがよくあるけどアメリカは真逆だった。
  • お土産にはMITのシャツ・マグカップ・ボールペンを購入。よく生協で東大グッズを買う人を冷ややかな目で見てた僕だけど、なるほどこういう心境で大学グッズって買うのか。しかしTシャツはなかなか凝ってるやつが多くて面白かった。"Ge(ゲルマニウム)" "Ni(ニッケル)""U(ウラン)""S(硫黄)"の元素記号を並べてGeNiUSとか。