ウチの研究室のドイツ人留学生のSさんが来週帰国するってことで送別手巻きパーティー。僕が卒論で柏に来たのと同時に日本来たみたいだから4年間いたってことになりますね。
 というわけで昼間は準備に奔走。とりあえずいつものように角上魚類&ヤオフジ行って買い物。相変わらず買い過ぎてしまう癖が抜けん。「参加費1000〜1500円程度」って言ってあって5人参加なのに魚介だけで6000円とか頭悪い。
 さて帰り道に江戸川の脇の田んぼを疾走していたら猛烈な便意が!走ってて腹が冷えてウンコしたくなるとか秋の訪れを感じますね。周囲は人はそれほど多くはないものの、辺り一面田んぼとかで完全に開けているので野グソできるような場所もない。困り果てた挙句、近くにあるゴミ焼却場の脇に公民館(っぽく見える建物)が併設されてるのを思い出し、トイレが借りられるのを祈って駆け込んでみました。果たして中は本当に公民館みたいで地元の人が自由に使っており、無事トイレも使えてギリギリ噴射セーフ。ついでに焼却場の余熱を利用した入浴施設(200円!)をやってることを知って思わぬ収穫。今度行ってみよう。
 帰宅してからは酢飯を仕込んだり鯵を捌いたりあくせく準備。ホントはいつも手巻きパーティーやるとついでに包丁研ぐんですが時間が足りないので今回はなし。ほか色々と時間が足りなかったけど、先日ケーブルテレビの作業員が来る際にそれなりに片付けてたため部屋掃除の手間がある程度省けた事に助けられました。
 てなわけで駅前迎えて参加者待ち合わせ。いつの間にか参加者が一人増えてて「困ったなあ5人分しか用意してないなあ」と言いつつ徴収できる参加費が増えて内心ホクホクしてたり。
 家では本棚を漁らせたりファミコンを用意したりして適当に時間潰しつつこっちは引き続き準備。Sさんは以前は結構なファミコン少年(いやNES少年か)だったみたいなんですが、僕の手持ちのソフトではマリオくらいしか食指が動くのがなかった模様。ライトゲーマーで申し訳ない。やはり魂斗羅ないとダメか・・・!
 てなわけで1時間くらい準備してようやく開始。メニューは

  • アサリの吸い物
  • カレイの縁側の握り
  • 手巻き:
    • マグロ大トロ
    • マグロ赤身
    • ネギトロ
    • サーモン
    • サケ筋子
    • アジ酢〆
    • つぶ貝
    • タコ
    • ヤマトイモの細切り
    • シソ
    • カイワレダイコン
    • ウズラの卵

今回はスズキとか海苔の味に負ける白身魚はナシ。握りは集合前にシャリの形だけ作っておいて直前に具だけペタリと。とりあえず握りは手の濡らし具合の調整がカギっぽい。
 さすがにSさんは普段学食でも日本人以上に和食食べてるだけあって手巻きもお気に召してくれたみたいです。さすがに手巻きにウズラの卵は落とすの失敗してたけど。まあみんな最初は失敗しますよね。
 さて一通り食べて腹も膨れたところで、Sさんが「皆さんにお礼をしたいのでドイツの有名なお話を一つ紹介します」と言ってニーベルンゲンの歌なる物語を(日本語で)披露してくれました。ワーグナーニーベルングの指環のモチーフらしい。ジークフリートは背中が弱点とか聞いたことあった気がするけどこの話だったんですね。あとクリームヒルトが意外にドジっ娘だった。そして最後に全員死ぬというオチが救いがなくてヤバい。Sさんは「日本にとっての源氏物語と一緒でドイツ人はみんな知ってます」って言ってたけど、日本人が外国で源氏物語のあらすじ紹介とか出来ねえ!あと仮にストーリーを諳んじることが出来たとしてロリコン乙って反応にならないだろうか。
 最後はウチから徒歩300mのカラオケボックスへ。折角なのでAZ時代に音楽で習った野ばら(ドイツ語)をSさんと一緒に歌おうと試みるも日本語版しかなく撃沈・・・。1番くらいは歌詞覚えてると思ったけど途中何か所か忘れてた。この後歌ったサンタルチアは1番は歌詞全部覚えてたんですが。一方Sさんが歌ったのは

  • 博多夜船
  • さくらさくら
  • 大人のくすり

最後のだけ毛色が違ってますが、やっぱ留学生は国際交流みたいなので昔の歌を歌う機会が多いみたいですね。
 てなわけで盛り沢山の送別会になりました。Sさん以外から徴収したのが1500円で僕の持ち出しが3000円とまあ当初よりは少なくなって良かった良かった。でも2000円くらい取って良かったかも・・・。