研究会2日目。僕が普段研究してるのはかなり理論寄りの話ですが、今回は画像分析とかの研究会との共催のためそちらの分野の発表をいくつか聴くことが出来ました。「映像データベースから作りたい映像にうまくマッチするやつを探してきて、うまく機械的に切り貼りを行うことでリアルな炎とか滝とかを表現する」みたいな話はなかなか面白かった。そして「元映像データベースが膨大なサイズでしかも著作権なんかあったりしたら、どこまで切り貼りすれば『自分の映像』だと主張できるか」とかなかなか哲学的な話まで質疑が及んでましたが将来この問題がネックになる日はくるのか。
 あと今日はちょっと余った時間を利用してはこだて未来大の中をあちこち散歩。アダム・スミスとかいう超格好いい名前の先生がいたけど、どうやら経済学は全く関係なくて語学の先生らしい。で歩き回った末にようやくM先生の部屋を発見。この先生は僕がシューティングやるきっかけになったN先輩の指導教員で、僕もこの先生の授業受けたことあったしそれなりの縁があったんですよね。んで本当は部屋だけ拝んで退散する予定だったんですが、ちょうど目が合って手招きされたので部屋にお邪魔して話し込んでしまいました。研究室内の学生にはメチャクチャ厳しいらしいけどやっぱり外部の人間にはすごい温和だなあ、ってウチの学科そういう先生多いな。あるいはどこの大学の先生もそんなもんなのかも。しかしやっぱり北海道5年目のベテランでもやっぱり冬は辛いみたいです。たぶん学会とかだとさすがに冬に北海道でやるってそうそう無さそうなので、果たして冬の北海道をこの先体験することはあるのか。
 で学会終了後。大学以外には本当に何もないので参加者が一斉に帰るためバスの行列が酷く、ついでに今回の旅行で唯一晴れ間が見える時間だったので、せっかくなので徒歩で五稜郭の宿まで戻ることに。真っ直ぐ帰れば8〜9kmくらいだけど、ブックオフを2軒回ったので12kmくらい歩くことに。

  • やっぱりちょっと郊外に出たくらいでは自生してる Cannabis sativa*1 なんてそうそう見つからないですね。やっぱ拝んでみようと思ったら自転車旅行するしかないかな。
  • なんだかんだで野菜って地方より東京のほうが安いことが多いけど、やっぱりここ北海道すら例外ではなくスーパーの野菜は別に安くない。しかしさすがに魚介類は近海物が多くて道内で賄ってる割合がなかなか多かった。
  • 北海道のブックオフはやっぱり中型店舗を公称しててもそれなりの広さがある。しかし一軒は陳列しっかりしてる割に欲しい本がほとんどないうえトイレもなく、もう一軒はトイレも付いてるけど空いてる棚があったり陳列が投げやり、とまあ一長一短。要するに悪い言い方をすれば広いだけ。まあ広いだけあって買うものは何点か見つかるんだけど、印象としては残念感が拭えない感じ。

 で夕飯は初日食べのと同じ店にリベンジ。さすがに今回は体調もバッチリでしかもたっぷり歩いた後、ということで4杯半ご飯完食。おとといやたら甘く感じた茶碗蒸しは今日食べたらそこまで気にならなかった。やっぱり甘いけど。体調次第でこんな味覚って変わるもんなんだなあ。

*1:要は大麻