大学の図書館主催のミニコンサート。土曜ということで危惧してましたがやっぱり聴衆オジサンオバサンしかいねえ!ゲーム音楽勢涙目・・・と思ったらゲーム音楽やるのが僕しかいなくてその点でも涙目。まあ演奏前の自己紹介タイムで「普段はパチンコで設定6の台をいかに当てるかとかそんな研究やってます」とか言って意味の分かる人だけ笑わせたり「この曲はいかがわしいゲームのBGMで・・・」と言ってオバサン達を苦笑させたりとウケは取れたかな。
 演奏の方は

  1. 去年のエイプリルフールのジョークサイトのトップページの曲:途中で1箇所音間違い。あと全体に緊張して強弱がうまく付けられず漫然とした演奏になってた可能性大。今回は曲も簡単だし全然緊張しないかと思ってて、実際直前までは全く緊張しなかったんですが、いざ椅子に座るとやっぱり緊張しますね。緊張度合いとしては学会発表日本語<学会発表英語<<ピアノ発表会<闘劇ってな感じ。
  2. 心を閉ざした少女(Xenosaga):指使いや強弱はうまく出来たけど、電子ピアノと本物のピアノの感覚の違いで微妙なペダル使いになってしまった。そしてソステヌートペダル*1が付いてなかったUNKO。
  3. 遠い日の証(朱):まあ概ね無難に終了。
    D
    4:50あたりから

せっかく抑揚までうまく付けられるように簡単な曲を選んでるのにちょっと曖昧な演奏になってしまいました。ゲームやらない層にアピールするには弱かった気がする。
 で他の人の演奏は相変わらず玉石混合の和み系。自作竹笛の多重録音が相変わらずいい味出してた。ピアノについては内部生の面々がいかにも東大生らしい「指動きますよー」みたいな曲をダダダッと弾いた後で後で音大卒の人が華麗に奏でるという対比が面白かった。ていうかプロやっぱうまいよ!こう技術的には必ずしも難しくない曲を美しい強弱で流れるように弾いてくれると格の違いを目の当たりにできて清々しいですね。
 あと会場で突然学生に声かけられて話してみたところ、こっちは微塵も覚えてなかったけど小学校の同級生だった。いつのもように僕が顔覚えられないって話ではなく、単純に向こうが5年の時に転校してきたってことらしい。5年〜6年はクラス替えもなかったし接点が全くなかったけどこっちは良くも悪くも有名人だったみたいなので向こうは僕を知ってたと。まあ顔覚えてなくても地元トークが出来るってのは楽しいですね。
 夜は参加者の懇親会的なもの。正面に座ってたのが声楽家の人で音大生の一風変わった生態を聞けたりと面白かった。のだめの案外登場人物は案外各楽器奏者のカラーを捉えてるらしい。オネエ系が打楽器やってたりフルート奏者が生真面目だったり。
 まあそんなわけでなかなか楽しい演奏会でした。「たぶん一人くらい東方曲やる人がいるハズだからそいつに声かけてシューター仲間を増やす」という当初の目的は盛大にコケましたがこれはこれで。「ゼノサーガの曲は知ってるよ!」って人が一人いたのが嬉しい。

*1:語源的にもサステインと同じ気がするけど実は別物?よく分からん