長崎出発日。ホントはM高・Hと3人でしまなみ海道*1を走る予定でしたが、翌日が雨で今日中に走り切るのは無理があるということで、彼らと別れて僕だけ独りで走ることに。
 しまなみ海道の広島側の起点である尾道を11時半頃に降りてレンタサイクルのターミナルへ。チャリは結構色々揃ってて、マウンテンバイクもありましたが当然僕はギア3段のママチャリで軽めのやつをチョイス。たぶんこんだけ軽いと耐久性に問題あるっぽいけど1日使うだけだったら軽い方がいい。
 さて道中ですが、確かに聞いてた通り「島と島を結ぶ橋が高台にある・島自体も坂多め」ということでアップダウンが激しかったんですが、幸い微妙に追い風気味だったので案外スイスイ走れました。しかしルートが若干分かりにくい箇所があり、途中一度道を間違えて5km(+150mアップくらい)損した場面も。
 さて途中の橋は最後の愛媛側の一番大きいやつを除いて無人となっており、通行料が50〜100円。一応センサーがついててカメラも設置されているんですが、金を払おうにも小銭がない。両替機もない。仕方ないので100円突っ込んで次の50円の橋では金を出さない、というのを2回繰り返しました。悪いことはしてないハズだけどなんか罪悪感が。
 んで4時頃に予約してた大島(一番愛媛寄りの島)の民宿に到着して一旦荷物を預け、まだ若干時間に余裕があったので往復30km走って四国の土を踏みに行くことにしました。ここで曲者となるのが最後の来島海峡大橋で、ここは全長6km・通行料200円と他の橋より規模が大きく、「完全には渡りきらずに通行料を0円or200円で済ませられないか」と期待してましたが、丁度悪いとこに有人の料金所があり行って帰るだけでキッチリ400円取られるハメに。
 せっかく金取られたからには橋を満喫しようということで橋からしばらく海を眺めてましたが、ホントにここらは船が多いですね。そしてみんな海上の同じ場所を列をなすように通ってる。やっぱ瀬戸内海だからちょっとルートそれると急に浅瀬になって座礁するとかそういう理由なんだろうか。

来島海峡大橋

四国側。
 さて本日のルートの総距離は90kmほど。柏往復より15km長いだけだし体力的には余裕・・・のつもりでしたが、四国から宿に戻る最後の最後の10kmでハンガーノックに。あー朝飯おにぎり1個だし昼もパン3個だけだったからなー。島内ももちろん坂だらけでどうにも体が動かず最後の数kmは押して帰ることに。あーこの感覚久々だ。もちろん辛いんだけど、夕飯が死ぬほど旨くなるサインでもあるのでどうにか我慢。そして夕飯は瀬戸内海の地魚でご飯大盛り5杯堪能しましたとさ。
 さて僕が泊まったのは普通の民宿だったんですが、なぜかこの宿マンガのラインナップがヤバい。冷静に考えれば「宿のオヤジに息子がいて、その息子が集めた」とかだろうけど、宿のオヤジがまほろまてぃっくとかフェイトのアンソロとか巨乳ハンターとかを買う姿を想像するのが楽しいのでオヤジの趣味ということにしておきました。電撃プレイステーション付録4コマとかどんだけ集めてんだ・・・。

民宿の本棚のほんの一部。

*1:広島・愛媛を結ぶルートの1つで、瀬戸大橋みたいなデカイ橋があるわけではなく、途中に8個くらいある島をそれぞれ繋いでいくという70kmくらいのルートで、本州・四国をチャリで渡れる唯一のスポット。