6時前に家出てスーパーあずさ1号で岡谷まで、そっから飯田線に揺られて元善光寺へ。距離的には先日の天橋立の半分以下なのに同じ時間かかる(5時間)ってのが飯田線クオリティ。駅の近くで買ったホカ弁を河原で食べ、県道251号を走っていき本格的な坂道へ。とりあえず目指すは下栗の里の玄関口の上村。
途中の自動車専用のトンネルから林道に入り、そっからは車のほとんど通らない山道。というかホントに工事用車両以外見なかった。「落石注意」の看板がたくさんあり、また実際落ちてきた石が散乱してて結構怖い。

赤石峠。ここまで800mのアップ
どうにか頑張って赤石峠標高1195mまで到着したわけですが、予想に反してそっから上村までは結構な下り。せっかく高度稼いだのに…。まあ地形ちゃんとチェックしてないのが悪いって話ですが。結局上村までひたすら下って標高600mまで逆戻り。
そして上村から下栗の里はまたエグい登り。県道ですらないだけあって傾斜が容赦ない。7kmで500mアップとか。そして見えてきた下栗の集落。すげーホントに崖の中に家やら畑がわらわらと。

なんかネットで他の人の写真見ると「写真だと高度感が表現できない」とか書いてあるんですが、まさにそんな感じ。いやホントよくこんな所に住むわ。
宿は下栗に2軒ある民宿の1つの「ひなた」へ。着いてみると「明日から南アルプス登りに行く」っつう60代のオヤジ3人組が先客として来ており、一緒に4人で外のテーブルで夕飯。いろいろ登山の話で盛り上がりました。オヤジの一人が「明日赤石岳登ったらそれで登山は引退する」とか言ってたけどそれ死亡フラグや!・・・とか思いましたがその後特にニュースもなかったのできっと無事生還したんでしょう。