岐阜・長野旅行記1日目

翌日から台風で天気がやや悪くなるということで逃げるように予定を1日早めて本日出発。8時ののぞみに乗って名古屋で降り、そこから岐阜駅まではわずか2駅。なんとなく岐阜市ってなんとなく岐阜の真ん中あたりにあるのを想像してたら思いのほか南寄りでした。
タクシーの運ちゃんと雑談しながらチャリを組み立て出発したのは11時ごろ。郡上八幡までは50kmほどで長い道のりではないけど現地で川遊びしたいことを考えると早めに到着したいところ。ひたすら国道を上がっていったんですが全体に建物の多い道で、期待してた川沿い里山風景が現れたのは大分走った後。しかし長良川ってのは確かにホンモノで水の透明度が半端じゃない。まあ単に天気のこともあるだろうけど。土手沿いの道から水底がよく見えるのは楽しいです。

長良川
そんなこんなで清流に癒されながら郡上八幡に到着。とりあえずユースホステルに荷物置いていざ長良川支流の吉田川へ。

宮ヶ瀬橋から見た新橋。
ここは飛び込みスポットとして有名な場所で川面までは12メートル。一回目は様子見で飛び込み、2回目は旅行客の兄ちゃんに撮影を頼んで「ごめん失敗しちゃった」、3回目でようやくムービー撮れました。

いやホント怖い。いざ欄干に登ってみて「いやこれはヤバいだろ・・・」と思っても見物客が一杯で引けないのがミソ。落下中の無重力状態もヤバい。飛び込む前に「着水する直前に息を大きく吸おう」とか考えててたんですが、どういうわけか落下中は一切息ができませんでした。あと物理的な意味でも心臓に悪い。着水時ちょっとでも体が傾いてるとかなりの衝撃が。一回目は割とうまく着水できましたが二回目はちょっと体が後ろに傾いて尻餅のようなダメージ。そして3回目は体がちょっと前に傾いてしまい、胸部への衝撃でしばらくの間息がほとんど吸えなくなり「あ、死んだかも」と思いました。以前別の川でもこういうスポットはありましたが、こちらは5メートルかそこらなうえに一度事故(死者?)があってからは飛び込み禁止となるというヒヨった所でした。一方こちらは「何件も事故が起きているので事故責任でお楽しみください」というなんとも漢らしい仕様(死者も出てる)。

さて飛びこみはあくまでついでで僕の本来の目的はあくまで魚獲り。今回の目当てはアジメドジョウつう美味で知られるちょっと珍しめのドジョウ。水中マスクをつけて潜ってみると・・・おーいるいる!底の石をすばしっこく泳ぎ回ってます・・・というか素早すぎ。ドジョウの類はいざ網が目の前近付くとすごい勢いで逃げるってのはよくありますが普段からこんなにせわしなく動いてるとは。警戒心も強めなのかあんまり近寄らせてもらえません。やっとのことで捕獲・撮影しました。うー寒い。

ここのユースは夕飯が出ないので夜は適当に店を探してぶらぶら。せっかくだからアジメドジョウを食べてみたいと思って川魚を出してる店に訊いてみたら「あるにはあるけど珍味だから腹膨らませるような量は食べられない」と言われました。なんでも仕入れ値でキロ1万円だとか。まー確かにあんだけ手間かけてやっと一匹(しかも一匹一匹の量は少ない)とれるような魚だもんなー。というわけでアジメは断念、味噌カツで済ませてしまいました。まあ結果的には味・量ともに申し分なかったのでOK。
さて飯も食って風呂も入ってさて寝ようと思ったら飛びこみのときの胸部への衝撃の影響かいっこうに心拍数が下がらず全然寝付けませんでした。翌日生きてるかどうか本気で心配に。

本日の支出:
交通費9000円
食費宿泊費その他7300円