極寒の潮干狩りへ。雨は幸いあがったものの風が強くて死ぬほど寒い。で、成果のほうはといえば期待してたほどじゃありませんでした。ゴールデンウィーク前だから大きいやつが沢山残ってるかと思ってたんですが全然変わりません。むしろ小さいまであります。まー確かに地元の漁業権持ってる人達はもっと前から獲ってるわけだしなー。つまりは「家族連れが獲っていくスピード<アサリの成長速度」っぽいです。あまりの寒さのため腰にまでつかって掘ることができないので前傾姿勢になって腰が痛い事この上ありませんでした。

さてさて僕はアサリを掘る時効率を高めるため軍手や熊手を使いません。アサリはいる場所に割と固まっている場合が多く、そういう場所にぶつかった時は少しでも速くアサリを拾い上げていくのが重要なので熊手は邪魔なだけです。そして砂を掘りながら手触りである程度アサリをバカガイやシオフキと区別した方が早いため軍手も不要。が、当然指を切りやすく(これは慣れでなんとかなる)、切らないとしても指と爪をかなり消耗します。で、そんな風に頑張って獲ってるときにアサリだと思って拾い上げた貝がツメタガイの食事跡だったときの悲しさといったら(ツメタガイ:アサリとかの貝を毎日大量に食べる肉食性の巻き貝)。そんなで結局2時間半で小さめのバケツ一杯ぶんの収穫。2〜3000円ぶんくらいは獲ったはず。
そんなわけで夕飯は物工のH氏を呼んでウチでおディナー。メニューはアサリと鯵の鍋とアサリの酒蒸しと鯵のたたき。んーまあ確かに旨い。旨い、が、思ったほどアサリのダシが濃厚に出ませんでした。やっぱ食ってみるといつも獲るのより全然小さいのが分かりました。また暖かくなったらリベンジしよう。やっぱ潮干狩りは楽しまないと!