bobにブレスオブファイア5を貸すという名目で秋葉原へ。スーファミを探したりbobが買うPS2の値段を見たり。

一通り物色を終わった後は、前々から鰹節(削り節じゃなくて木みたいなやつのほう)を欲しいと思ってたのでそれを買いにアメ横へ2人で歩いていきました。初めてのアメ横は乾物屋や魚屋がいっぱいで心が躍りました。こんな楽しい場所があるのかと。鰹節のほか以前から欲しいと思ってたクコの実(レーズンのほとんど甘くないバージョンみたいなやつ。料理の香り付け用)も購入。で、なんだか知りませんがあちこちの魚屋で「中トロ千円」「大トロ千円」「中トロ千円」などと半解凍のトロをアホみたいに投げ売りしてるんですね。そんで「ああこれが年末によくテレビで『アメ横は大トロを求める客でごった返しています』とやってるアレかあ」と思い僕とbobも1つ「大トロ」1パック(たぶん700グラムくらい)千円で購入したわけです。たぶん味はちゃんとしたやつに相当劣るだろうけどどうせ1000円だし、と。
家に帰ったら早速「大トロ」をすぐ食うぶんだけ取り、残りは1食ぶんづつ切り分けてしっかりラップをして冷凍庫へ。で、ちょい食ってみると「これなんて赤身?」というお味。別にマズいわけではないですが美味しいというわけでは全然ない代物。まあこれは「ああやっぱクズ肉だったかあ」というだけなんですが、感動したのがどの切り身にも周りに薄く氷ができていたこと。マグロを切り分けて凍らせる(あるいは凍ったまま切り分ける)工程上、切り身の断面に氷がつくことはあり得ないと思うんですね(水がついたまま凍らせたならちょっとは氷が赤くなるはずだし)。つまりは意図的に氷を薄く張ることで、その微妙な光り具合によって見た目が白々しくなりクズ肉をトロっぽく見せていた(というか本当にトロにしか見えなかった)というわけですね。これは巧いなあと感心しました(もちろん美味いではない)。しかし僕はどうせ自分で処理するだけですが家族に食わせてしまったであろうbobドンマイ。
しかし疑問なのが天下に名だたるアメ横の店でそんな堂々とサギ行為をやって何故あんなに繁盛し・かつマスコミに取り上げられているのだろうかということ。いくら有名で観光客が多いとはいえ一見さんだけでやっていけるとは思えないんですがね。もしかして年末だけは本物を流してるとかなんですかね。