つづきのつづき

5時過ぎに起床。同じ部屋のオヤジはまだ寝ていて、その大きいイビキに無呼吸症候群が心配になりました。
外は普通に雨。思いっきりガスってます。登山口で登山者カードを書いているといきなりオコジョが出現!好奇心旺盛なのかなかなか逃げないので有り難く写真撮りまくらせてもらいました。隠れては出てきてこっちを見て隠れては出てこっちを見ての繰り返し。隠れた場所と現れた場所があまりに違うので「ずいぶんとすばしっこい奴だ」と思ってよくよく見てみたら実はジェットストリームアタックでした。つまりは複数匹いたんだけど一度に出てくるのは1匹までというわけ。
さてここから至仏までは木道が屋久杉以上に整備されていてやたら楽な道でした。そして以前人間が踏み荒らした痕であるところの裸地だらけで結構悲惨。花は大体花期終わってたけどまあそれはそれで。ツリガネニンジンがきれいでした。あとオヤマリンドウが咲いてるのも(花びら開かないけど)初めて見ました。
そんなで頂上に到着するも周りは一面ガスで眺めもへったくりもありません。そして寒い。写真だけ撮ってさっさと鳩待峠へ下山開始。この道がなかなかいい所で、いわゆる「お花畑」が広がってる感じ。本来は登りで通った裸地もこんな感じだったのかなあ。ホソバヒナウスユキソウも花が咲いてるのが辛うじて数株だけあって満足。しっかしホソバヒナウスユキソウって至仏の蛇紋岩に適応した種類らしいけどミネウスユキソウだって普通に蛇紋岩にモロ生えてるじゃん!まぎらわしい。
さて下りでは鳩待峠方面から登ってくる登山者と結構会いましたがこれが押し並べて軽装備。中には地図すら持ってるかどうか怪しいような人も。「ここ来るまで滑りまくって大変だった」とか言う人もいましたがこの超歩きやすい木道でどう転ぶってんだ。アタックザック背負ってきた僕は完全に負け組だと思い知らされました。ていうか鳩待峠の登山口に普通に地図置いてあるし!さすが尾瀬。なめやがって。
鳩待峠からは乗り合いタクシーで戸倉→温泉→バスで沼田→上越線で高崎→飯→湘南新宿ラインで渋谷→渋谷会館でサード→かにチャーハンに行くもギリギリラストオーダー後で入れず→博多天神→帰宅。相変わらずかにチャーハンの引きの強さが神懸かってる。