最終日。天気はあんまし良くないみたいだったので観光しようとも思わず朝はのんびり。朝食はチンゲンサイとニンジンと厚揚げのオイスターソース炒めとカボチャの煮物。カボチャは泡盛の香りたっぷりで極上の味でした。
昼飯は近くの食堂で適当に。僕は「白身魚の甘酢あんかけ」を注文。普通この料理名で皆さんどんなの想像しますか?僕はタラかなんかを唐揚げにしたやつに白い餡ががかかってるのを想像してたんですが、出てきたのは酢豚に使う赤いタレをアジフライにかけたもの。アジ!しかもフライ!こりゃ一本とられましたぜ。味は推して量るべし。しかも食った後でレジのオバハンが「美味しかった?」って聞いてくるんですよ。これは何の踏み絵ですか?
食後TとNは土産物を買いに行ったんですが僕は早めにスカイメイトの航空券を確保しなきゃいけないので一人で空港に出発。途中寄った本屋でクーロン黒沢先生の本が平積みにされてるという珍しい光景を目撃して迷わず「怪しいアジアの歩き方」という旅行記のようなものを購入しました。
券は問題なく買えて出発まで5時間程度の待ち時間。忍耐。トイレに行ったら鏡の前で踊ってるニーチャンがいて凄く気まずい雰囲気になりました。見てはいけないものを見てしまったような。ロビーのテレビではちょうどウィニー特集やってて中年のおじさんおばさん達の素朴な反応がなかなか面白かったです。
8時にやっと飛行機乗ってここから羽田まで3時間程度。また忍耐。東京の方もかなり悪天候だったようで、高度を下げ始めて雲の中に突入した後ひたすら窓から外を眺めていました。すると期待通り突然現れる灯りの数々。この瞬間は本当に感動モノで肩凝ってるのにわざわざ首曲げて外を見続けた甲斐がありました。
そして久々の東京に到着。東京を旅立った時より暖かくなってる気がしました。充実した一週間の長い旅でした。もう疲れ切っていてさっさと寝てしまいたいのに途中それでもスーパーによって買い物してしまうのが主夫の悲しい性なのでした。