ニッキ

携帯の振動音で目が覚める。サークルの後輩から「ずっと待ってるんですけどまだですか?」うぎゃあああやってもうた会計の引継ぎする予定でそれはゆうべしっかり頭に叩き込んでおいたんですが目覚ましがご臨終でした。鳴らねえ。いちおう携帯の目覚ましもつけてありましたがこんなオモチャで起きられるわけもなく。というわけで起床13時。
呑気に朝ご飯食べるのも悪いのでご飯とマーボーナスとおでん持参で部室へ。おでんを差し出して許してもらいました。
そんで部室でしばらく遊んで5限出る為に教室行ったわけですよ。そしたら。人が全然いなくて教室も電気ついてないんですよ。おかしいなあ休講かなあシラバスには「授業期間2月1日まで」って書いてあったのに。クラスの人に電話かけてみると「今日はもう補講期間だから普通の授業はないよ」と。マジ情報足りてない。画面見てないですね僕。せっかく雨のなかはるばる学校来たのに。このまま帰るのも癪なので部室に戻ってトレジャーハンターGというスーファミのシミュレーションRPGを10年くらいぶりにクリアさせました。
このゲームはスーファミ最末期のソフト(当時新品で買ったけどFFTと同時平行でプレイしてた)だけあってかなり綺麗な画像(ドンキーコングと同じような画像処理と思ってください)で、その画像処理の部分がイカれている我が家のスーファミでは正常にプレイできないんです。普通のゲームなら3Dグラフィック表示(聖剣伝説2とか3のフラミー搭乗時みたいなやつ)がちょっと狂うくらいですがこのゲームだと盛大にバグる。それで部室でこのゲームを見つけたのでコツコツ進めてきたわけです。さすがに今更このゲームやる人はいないと思うので以下ちょっとオチというかネタバレしてしまいます。このゲームの話で重要なのが、主人公の兄弟(普通の人間)と不思議少女とお供のサルが世界樹を(浮遊して)登ってくるのを妖精を封印しようと躍起になってるハーゴンが見て、「世界樹を登る力を持つのは妖精だけ」と言って不思議少女を封印するも、何故か妖精を封印したら復活するはずのシドーが復活しない、何故でしょう?というもの。この文章だけだと簡単に想像ついちゃう気もしますが答えは「不思議少女じゃなくてサルの方が妖精だったから」で、もうゲームを進めてるうちに明示はないのにいつの間にプレイヤーは不思議少女が妖精だと信じ込んじゃってるわけです。そんでこれってジェンダーとかいうキーワードで昔家庭科で習ったエピソード(飛行機が墜落して機長だった親が死んじゃった→「これからはお母さんと頑張って生きてね」と言われる→え?(実は死んだのは母親だった))にそっくりだなあと思ったわけです。このゲーム自体はちょっとシナリオが中途半端な難点はありますがドット絵の可愛さとあちこちに散りばめられた小ネタというかちょっとした笑いがいい味出してます。そして音楽が崎元&岩田。むしろこれがデカいんですが。