近況

  • ホームセンターの帰りに初めてのスーパーに入ってみたらかなり良心的な価格設定で今までスルーしてたことを激しく自己嫌悪。家から2kmちょいでウチから3番目に近いスーパーとはいえ大学とは真逆なのでしょっちゅう行くような所ではないけど休日行くのはアリだな。地元産の小ぶりのキャベツ50円とかかなり有り難い。

  • ボナンザ優勝しましたね。まあ最後の試合はアレだけどボナンザ応援してたので嬉しい。功労者ってこともあるけど、開発者の棋力超低いのにソフトが超強いってのが夢があって好き。これで電通大のポスト争いもより一層アツくなりますね。

  • 「オオカミと生きる」読んだ。森に大きな囲いを作ってオオカミの群れのリーダーとして君臨して生きてるドイツ人の本。読む前は「結局イヌとオオカミなんて大した違いはなくて、育て方次第で野性のあるなし決まるんでしょ」みたいなこと思ってたけど、生後即座にイヌとオオカミを同時に育てる実験をしてみたり(そしてオオカミがイヌを虐げるようになって結局隔離される)とか大体の疑問には全て答えてくれる形になってる。
     で、動物園とかよりはかなり野生に近い環境ではあるけれど、餌をリーダーである人間が調達してくるという点だけが野生と大きく違う点で、そのへんについてもちゃんと考察してあって痒い所に手が届く感じが素晴らしい。で、盲目のオオカミが出てきて(狩りは出来ないけど)障害物をちゃんと避けて走り回ったりバツグンの気性の荒さで群れのリーダーになったりと、エサが確保されてるからこその面白い結果も。記憶のチカラとかいうレベルじゃない。
     オオカミの社会はとにかく隙あらば上位のオオカミを攻撃して下剋上しようとするのがスタンダートらしく、そいつらに力を見せつけるために「そこで私はアッパーカットを一発お見舞いした」みたいなのが頻出するのが超面白い。623。あとネタ的な部分だと、ある時に少年がオオカミの囲いのそばでイヌの散歩してたところ、目を離した隙にイヌが囲いの網に顔を近づけてしまい、そこをすかさずオオカミに喰われて少年が振り返った時には胴体だけ網からプラーンプラーンとぶら下がってたというのがハイライト。そしてそれを作者が「オオカミのことを判っていない愚かな少年」みたいなスタンスで書いてるのが面白すぎる。そこはさすがにちょっと罪悪感覚えるべきなんではっていう。