学会丸々サボって先輩と一緒に観光行ってきました。が、不覚にもカメラを忘れてしまい思い出は心の中に。
とりあえず去年放火で焼失したとかいう南大門へ。まあ絶賛再建工事中だったわけですが、工事現場の脇の「南大門の歴史」みたいなのに火事のときの様子が既に載ってました。仕事はええ。
で、そのまま近くの南大門市場へ。平たく言えば(アメ横×2+築地場外市場)÷3みたいな感じ。観光客(というか日本人)狙ってる感じのアメ横的な店が多いんですが、その中に所々キムチとか魚とか乾物とか売ってる場外市場的な現地人向けの店もちらほらあり、そういう店は見ててかなり面白かった。スッポンが適当に桶に入って売ってる!あとイシガメが売ってたりしたんですがアレどうやって食うんだろうか。というかドコを食うんだ。あとドジョウは一瞬「このへんならタイリクシマドジョウ?」とか期待したけど普通のドジョウでした。有栖川公園にいるやつ。
あと適当にアメ横的な店のほうで土産物の物色もしましたが、この辺はどうやら日本語が大分通じる模様。単語だけじゃなくて案外会話できる。というかホテルおよび学会会場以外じゃ英語より日本語の方が通じやすいという。しかしまあ海外で日本語喋られると胡散臭く感じるのは世の常で、結局日本語喋れない乾物屋でカラスミを40000ウォンで購入。大体3500円くらい。なんというか値段の桁が日本より大きくて一瞬ビビるおかげで高いのか安いのか冷静に判断できるのがいい。「10000!?ああ900円か」みたいな感じで。
昼は市場の中で「メニューが日本語・写真付きかつ現地人の客が入ってる店」という条件で適当に探して入りました。メニュー見たら「ヌタウナギの焼き物」なるものがあったので迷わず注文。おおこれがヌタウナギの味か!図鑑で見たとおりだ!ちなみに図鑑に書いてあったのは「ウナギと異なり泥臭さがありあまり食用にされない」みたいな文で、つまりは泥臭い。こちらでは一般的な食材らしいですが、推定シソ科のミントみたいな香りの強い葉にくるんで食べるという食べ方だったので、やはり泥臭いという認識はある模様。確かにこの葉が好きな人なら楽しめそう。が、僕はミント・ハッカ・コリアンダーその他ハーブ系はさっぱりの人間なのでちょいとイマイチ。それ以外に頼んだ飯は美味しかった。
食後はタクシーで景福宮なる王宮跡へ。タクシーの運ちゃんは日本語も英語もサッパリなのに無駄に陽気で、こういうの見ると海外来た感じがしますね。しかし韓国は食費はそこまで安くないけど地下鉄もタクシーも交通費は安い。
さてその景福宮、あいにく中は定休日でしたが、脇にある博物館に無料で入れてそこがなかなか面白かった。大体展示物に書いてある文字は漢字でなので何となく雰囲気が伝わってくる。というか多くの資料の文字がメチャクチャ綺麗な楷書なので古文得意なら読めそう。しかし年代が書いてある資料があんまりなくて、ハングルがどんなタイミングでメジャーになったのかはよく分からず。あと自激漏とかいう水時計がまんまピタゴラスイッチでなかなか笑えた。
さてそんなで韓国観光を終えて学会会場に戻ったものの先生達と合流するのに失敗し、独りで店入るのも怖い(あとそもそもこっちの料理屋は2人以上前提という感じで1品頼むと2人前くらい出てくる)のでファミリーマートでおにぎりとカップラーメンとテトラパックのコーヒー牛乳買って孤独にジャンク。