本日はKさんを家に呼んでの誕生日パーティー(?)ということで昼間は掃除と買い物。いい機会なのでキッチン回りも綺麗に。やっぱ鉄鍋にして油を多用するようになってから油汚れが激しい。メインディッシュはローストチキンつうことで丸鶏探しにも奔走。日曜日は閉まってた鶏肉店を探して二軒目で確保。
あとは家で調理。丸鶏を塩胡椒で下ごしらえし、その間に中に詰めるガーリックライスの調理。コンソメでニンジン玉葱マッシュルームニンニクを炒め、ご飯と合わせてバター落として出来上がり。
さてさてこれを丸鶏の腹に詰めるわけですが、これが思ったより大変な作業。詰めるの自体はそんなに面倒じゃないんですが、爪楊枝にタコ糸を結んで穴を縫い合わせていくってのがかなりしんどい。意外に動物の皮ってのは頑丈で、爪楊枝程度では思ったように穴が開いてくれませんでした。次回はちゃんとした針も併用するか。
さて具を詰めたらいよいよ焼きに。オーブンを220度にしてとりあえず20分焼き、一旦取り出してオリーブオイルを塗ってアルミホイルをかぶせたらさらに1時間で完成。落ちた脂はフライパンにとり、塩胡椒と赤ワインと合わせてグレビーソースの出来上がり。ちなみに今回の作り方は橋本紡の「九つの、物語」を全面的に採用しました。ていうかこの本読んでてローストチキン作りたくなった。
ちょうど料理が完成したあたりでKさんが家に到着、お互いちょっと遅いけど誕生日を祝福・・・ってそろそろ誕生日が素直に喜べない歳になってきたけど。
メニューは

  • ガーリックライス詰めローストチキン
  • ホウレンソウの胡麻和え
  • インゲンのソテー
  • バナナジュース
  • 梅ジャムヨーグルト

ローストチキンははっきり言ってそこまで期待してなかったんですが予想外にうまい。鶏肉を丸ごと使うってだけでただの塩胡椒の味付けでもこんなに変わるものなのか。料理って奥が深い。ただ詰めたガーリックライスはちょっと油っこい。詰める前につまんだ時点では普段僕が作るチャーハンよりもあっさり風味だったんですが、周囲の肉から油を結構吸って大分油っぽく。
ほうれん草だけなんか和食ですが、せっかく客が来たときくらい擂りゴマでも作るかっつうことで。デザートは妙に安っぽいけど気にしない!
さて飯食いながら四谷大塚の思い出話やら近況報告やら。やっぱり実験漬けの研究室は大変だなあ。僕も忙しい忙しいとは言ってるけどそういうレベルじゃない。改めて毎日自炊できるって幸せなんだなあと噛み締めました。盛り上がったのはヨーグルト作りの話。「試行錯誤を重ねて菌を何代も生かす方法が段々分ってきた」といったら「それってまさにウチの研究室でやってることじゃん!」みたいな。
そんなわけで話も盛り上がり1時くらいでお開き。まあソクラテスには超絶珍しい「女の子と2人で食事」つうイベント十分楽しませてもらいましたとさ。