スバルラインタイムトライアル

集合場所へ行くと早速サークルの人達から「ホントにこのチャリで出るの?」と言われてニヤニヤ。スタンドを立ててペダルを空漕ぎするというママチャリならではの動作でアップしました。
順調に体も温まったところでスタート。とりあえず最初は真ん中のギア(全部で3段変速)で17km/hくらいで飛ばすも当然一瞬で失速、1番軽いギアに落として11km/hあたりに落ち着いて6%くらいの坂を登っていきます。というわけで既にギアに後がありません。このあたりでもうロードの速い人々は早速僕を抜いていき、彼らの快調な回転数を恨めしく思いましたとさ。たぶん1番軽いギアでMTBで言うところのインナーの上から2段目に相当するくらいですかね。
地獄の料金所を抜けて1合目を突破したあたりで体も慣れてくると共に傾斜も少し緩くなってあれこれ考える余裕が出てきました。心臓より足が辛い時は立ち漕ぎをして足を休め、苦しくなってきたらまたシッティングに戻すというサイクルで。MTBで登っていた時はそもそも腰が痛すぎて立ち漕ぎなんて論外だったわけで、初めてスバルに「体力勝負で」登っているという実感がありいい気分でした。ママチャリで漕いでるとさすがに人目を惹くらしく、何度か車から声援を受けたりもしましたが、それに「いぇい」と返す余裕もありました。
さてそんなでしばらく快調に漕いでたわけですが4合目で心が折れそうになりました。久しぶりに8%の坂が現れ、それと共に吹きすさぶ向かい風。交通量が多いので道路を蛇行して巻いて登ることも出来ないので7km/hあたりまで速度を落として耐え忍びました。
これを凌げば駐車場やらがトイレやらが見えてきてゴールまでもうすぐ。去年はあと少しで休憩なしでいけそうなところで尿意に耐え切れなくなりトイレに駆け込んだんだっけ。最後の登りを死にそうな顔で駆け抜けてゴール!
終わってみれば28km1300mアップで2時間29分というなかなかのタイムで一昨年のタイムよりは良くなってました。そして初の休憩なしゴール。しかし過去にはママチャリで2時間で登りきった猛者がいたらしいので精進せねば。

帰りはどっかで野宿しつつ道志みちを下って帰る予定だったんですがスバルでもうすっかり満足してしまったので車乗せてもらって府中まで帰りました。府中から駒場への道はなんかもうずっと下りなように感じました。