いま親父に「面白かった」と言われて「国家の品格」とかいう本読んでます。論説文みたいなのなんて読むの超久々どころか初めてまでありますね。で、話の展開が亜空間すぎて読んでて本当に苦痛なんですが。現実問題は数学と違って真に論理的に議論することが不可能なのは仕方ないですが、それにしたって論説文ってのはこういう風にただひたすら主張を垂れ流すだけってもんなんでしょうか。

Aにはa1という属性があって、Aはxという問題点をもつ。従って(?)xの原因はa1であるから、a1という属性を改めてb1にすべきだ

みたいな理論展開はさすがにやりすぎだと思いますよ?あと1ページに5回くらい出てくる「論理」という言葉の定義が僕の理解しているものと違いすぎて致命的に分かりにくい。おそらく「Aに論理が通っている」=「Aを肯定する理由が一つでも存在する」ということでおそらくは正解だと思うんですがそういうのは冒頭に書いてくれるとありがたいかも。