おれが神

本日は天気が思ったより悪くなさそうなのでウナギ釣り行き決定。
とりあえずエサがなきゃ始まらないので先日のハイキングコースでミミズ採集。ドバミミズいっぱい。のんびりチャリで走っていたらカラスアゲハを発見。網もって昆虫採集しても面白そうだなあ。
帰ったら急いで準備して3時に出発。帰りは早朝で電車なさげなのでチャリで。とりあえず行きは電車。海老名からちょちょいと走って相模川のいつものポイントに到着。
まずは厚木駅からすぐ近くの橋の下にあるテトラポットに仕掛け設置。入ったら出られない筒みたいなのにミミズを贅沢に投入します。
続いて場所を移って小鮎川との合流点へ。とりあえず網でガサ入れ。・・・おかしい。いつもは小魚もろもろや水生昆虫がいっぱい獲れるのに何も入らない。たまに極小のオイカワの稚魚やヌマエビが獲れるのみ。水量がおかしいというわけではないので何か水質に変化でもあったんだろうか。初っ端から嫌な予感。
網は諦めて釣り開始。安物の竿に安物のリールつけてサルカンで針と接続しただけ(しかもサルカンにオモリもついててカッコ悪い)というしょぼい仕掛けですがいいんです。夜釣りだし遠投しないし。この竿を2本用意。そして餌に極太ドバミミズ。ミミズを針につけると体液が出てくるわけですがこれが匂うんです。何の匂いかといえば土の匂い。柔らかい黒土はミミズのウンコなんだということを実感しました。
さてそのミミズがアタるわアタるわ。オイカワの切り身とかエビを餌にしても何の反応もないのに対してミミズを付けた竿はほぼ1分以内でとりあえず何かしらが突付いて竿先の鈴が鳴ります。そしてアタっても合わせたりせず向こうが完全に飲むまで放置。まあ大抵はハズレであるところのヌマチチブ(アタリが微小でほとんど引き応えなし)なわけですが時々ニゴイが来てなかなかの引きが楽しめます。
さらにアタリを待つついでに仕掛けをもう1セット作成。ペットボトルにタコ糸巻きつけて針をセット、中に水を入れれば立派な置きバリ用仕掛けになります。これを支流の方にセット(こっちでもウナギを目撃したことがある)。わくわく。
のんびりとヌマチチブやニゴイと戯れつつ9時ごろにまた大きなアタリが。バレないように網持って針のところまで歩いていくと何やら白く細長いモノが蠢いています。キタコレ。ついに念願のウナギをゲット!うーん長かった。ウナギも長かった(でも50cmくらいなのでそんな大型ではない)。
さてさて僕はウナギを獲ってみたいだけで大量に食いたいわけではないので続きはそこそこにして撤退準備。そこで問題発生。


このウナギ持ってどうやって家帰ろう・・・


もちろん当初はチャリで帰る予定でした。が、ウナギって生きてるのを調理しなきゃいけないらしくて、そうすると余分にウナギ+水が入った袋を持たなきゃいけなくなるわけです。ぶっちゃけ釣れることを全然想定してませんでした。
で、現在10時。撤退準備して仕掛け回収したり自転車を輪行する時間を考えると終電にはギリギリ間に合いそうにない。悩んで結局親父に車で迎えに来てもらうことにしました。ありがたや。ちなみにペットボトルの置きバリと筒の仕掛けはどっちもミミズだけきれいサッパリ消えてましたとさ。
深夜だけあってさすがに道は空いていて1時間ちょいで家に到着。さて明日は調理だ。が、今の我が家にはカルキ抜きもエアーポンプもないのでウナギの泥抜き(きれいな水で泳がせておいて泥を吐かせること)ができません。ついでに炭火もないし。だから味はそれほどではないかもしれないけどそれでも楽しみです。