クーペレーションカップ

出てきました。当初は金沢文庫チームというコンセプトで出るつもりでしたが、おちびがヌキさんのチームに行ってしまったので急遽AZチームということに変更して僕、MOV(ドラゴンジョー)、ときど、牛山、深山(希望者)の5人で出てまいりました。今回はとにかくお祭りということで身内で楽しくやろうというもので、希望者さんは生粋のガンダム勢でありサードやるのはかなり久々ということでムードメーカーとしてかなり高ポイントです。方針は基本MOV大将固定で先鋒牛山かミヤマで合わせて一人倒す、中堅副将は僕かときどがジャンケンで勝ったほうが先に出るというもの。
午前中の予選リーグ(3チーム→1チームのリーグ戦×14+プレーオフ2チーム)は強豪チームがほぼ完全にばらけており、僕らのグループもさっさと通過したいところ。
初戦は牛山が一人減らしてときどが残りを完全に処理。
次の試合ではガンダム勢の希望者さんが1人倒して相当テンションあがったところで僕が出ましたが2人倒したところでまさかのヒューゴーに負け。散々煽られましたがまあ無難に残りをときどが処理して予選通過。
さて4時頃になって本選トーナメントの抽選。シードチームがまず先に場所を決定したあと、クジで選ばれた順で残りの位置を選んでいくという形式。これがやたら面白かった。はっきり言って今のMOVは大して強くないのでウチはときどのワンマンに近くてかなり「当たり得」なチームなんですが、最後までみんな「格闘ゲームの芸術家」プレッシャーで誰も初戦の相手に選ばないという。ときどとMOVでなんか耳打ちしてるフリをしたりMOVが「パンピーどもには負けません」とか言ったり相変わらずネタ満開だし。
で、決勝リーグ初戦の相手がなみじんさんのいる三軒茶屋チーム。牛山が1人倒したところでなみじんさんが出てきたので9:1つけてる僕が自信満々で出ました。瞬殺。されました。いやー申し訳ない。で、ときどが出て完全になみじんさん、ウニさんと一気に封殺して4タテ。ときどマジ強い。試合後さっさと一旦ニュートンを出ようと思ったらなみじんさんと会ってしまって案の定超嬉しそうに話しかけられましたとさ。このあたりでなんかかなり頭痛くなってMOVに頭痛の治る秘孔を突いてくれるよう頼みましたがあんま効きませんでした。
さて次の試合は平井さんのチーム。先鋒牛山ケン対Y田ヒューゴー。牛山が1ラウンド一気に取って2ラウンド目も体力4割残して残り数ドットまで追い詰めて相手をダウンさせます。ここで僕らが後ろで「ゆっくりね!」「落ち着いて!」と声をかけるも牛山が出したのが謎カカト。見てから落ち着いてY田さんがギガス出して死亡。まあ次のラウンド取ったからいいけど。で、牛山が次の梅門エレナに負けて僕が出ました。「エレナケンは終わってる組み合わせ」と言いつつ僕はあんまエレナ戦自信ないんですがまあ普通に倒して次が雪男豪鬼。ときどは「豪鬼は絶対無理」と言っており、この豪鬼を倒すのが僕の仕事だそうで。
さて内容は初対戦ということでソクラテスの得意技を露骨に狙いまくったら面白いように決まって勝利。中足とらせて昇竜昇竜とか。あとときど一門として「空中竜巻見たらしゃがむ」というのを弁えていたのもなかなか。
そんで次が平井ケン。ヒライさんとは去年ビジョンで2回やっただけでもう全然覚えてないので(そんときは1勝1敗)とりあえず初見のケン用の動きをしたら勝てました。ダッシュを見て小パン小足迅雷で止めたり中パンブロられ自動昇竜昇竜とか。
そんで相手側大将がももちユン。モモチさんとはビジョンで3連敗くらいしたっきりで「まあ無理だろうけど後ろに(MOVはともかく)ときどがいるからなんとかなるっしょ」とか思ってましたがなんつーかときどが言うところの「噛み合っちゃった系」で勝っちゃいました。いつもは低めの雷撃蹴取ったあとの中PTCでの反撃は半分くらいしか決まらないんですがそれが全部成功したり。そんなで準決勝進出。
準決勝はピエールさんのチーム。ここでガンダム勢の希望者さんがやってくれました。相手はるーさんでまあ普通にやったらガンダム勢の希望者さんが勝てるとは全く思えないので、後ろから「殴って溜めてぶっぱ!」「ぶっ放せ!」「そこでぶっぱ!」と連呼。かくして盛大にぶっ放すガンダム勢の希望者さん。準決勝とは思えないあまりに気持ちいいぶっぱなしっぷりにAZ生大喜び!しかもほとんどヒットするし。サードプレイヤー同士が持っている信頼関係を散々ぶち壊した最後にはダッキングからコークと見せかけて投げであざとく勝利。ミヤマ最高。
次に出てきたのが夜行魂めくりがキツいダーティーさんのオロ。が、ここでもぶっ放しの勢いは止まらず。最終的には数ドット差で負けてしまいましたがもう動きのあまりの気持ちよさに盛大に上がる僕らのテンション。そしてときどwithMOVが出撃。
試合毎、ラウンド間、そしてはたまたラウンド中ですらときどがMOVから細かくアドバイスを受け続けてキャラ対策を的確に実行、ダーティーさん、かし君、あるかさん、ピエールさんと一気に圧倒して完封勝ち。特にピエール戦ではあまりの徹底したプレイに会場が完全に静まりかえりました。そして試合終了後には松田店長が「勝ったのは・・・ときど軍団!!!」ちなみにウチのチーム名はMOV軍団です。ちなみにちなみに去年のチーム名はときど不在なのにときど軍団でした。
そして決勝は弟子犬さんのチーム。先鋒はガンダム勢の希望者対オロ。ここでも希望者さんのぶっぱは止まらず開幕ダッキングコークとかやる始末。そして相変わらずヒットしまくるぶっぱ。さらに最高だったのがEXショートスイングを出したら最後の一発を赤ブロされるも相手がキャンセルコークをぶっ放してくるかという崇高な読み合いを持ち出して反撃しなかったところ。もちろんガンダム勢の希望者さんは赤ブロされるなんて考えてもいなかっただけです。まあ最終的に負けはしてしまいましたが明日への希望が持てる負け方ということで例によってテンションが大幅アップ。
さて次に誰が出るかの会議でMOVが「大将でひたすらときどにアドバイスしてるのも楽しいけどせっかくだから1回くらい出ておきたい」と言い出して参戦。危なくなりつつもオロは倒すも次に出てきたのがユン。なんか試合途中でいきなり「ちょっと待って下さい」とか声がかかってボタンがどうとかって中断するもまたいきなりよく分からないままユンが動きだしてそのままいいところなしでMOV敗北!まあ中断云々とか本人は言ってますが今のMOVなら普通にこんなもんかなという感じですかね。
牛山も「いつもの」動きをして普通にこのユンに負けてときどが出撃。普通に封殺して次に出てきたのがQ。今までで最も弱気な声で「無理!」と叫ぶときど。Qは本当に知らないそうで。この試合が最高に楽しくて、試合中もときどは意識はひたすら半分画面外でMOVのアドバイスを聞き続け、残り15秒くらいで微妙に体力リードされてもやっぱり「どーすんのこれ!?」とか大声でMOVと話し続けます。そして最後は一回投げて体力差ひっくり返してタイムオーバー勝ち。ゲームの中だけではない戦いがそこにあるといったところでしょうか。次のラウンドもMOVに耳を傾け続けながらときど勝利。
そして出てきたのが副将の鈴チュンリー。ここにきてときどは結構ヒヨり気味で覇山蹴ブロとかミスって窮地に。1ラウンド取り合った後で残り2割対半分くらいで鈴さんに画面端でダウンさせられてときど大ピンチ。ここで鈴さんの小足→近大足の連携を食らって死亡。彼はここで相手が下ブロで来ると思って最速発頸で割り込もうとしてたそうな。小技ガード後の速い展開の中で手癖でなくそういう読み合いまで頭を持っていけるあたりはさすがときど。
そんでソクラテス出ました。チュンリー戦は相手が「分かってる」チュンリーだったら絶対無理で「あんま分かってない」チュンリーだったらなんとかなるかも、という意味での運ゲーだと思ってたんですがまあそれに負けました。1ラウンド目はゲージないので倒せましたが2ラウンド目はやられました。こっちの画面端起き攻めでスライドリープ→昇竜or迅雷はチュンリーに決めうる数少ないダメージ源なんですがそれをMOV以外の人にブロられたのは驚きでした。そんで3ラウンド目。開幕とりあえずEX波動を撃とうと思ってしゃがみガード方向にちょっとレバーを入れてから波動入力したらケンが光りながら誇らしげに拳を突き上げ盛大に天高く打ち上がっていきました。うーんしゃがむ時間がちょっと短かったようで。普通に反撃鳳翼くらってそのまま負け。というわけで準優勝でした。
まあ別に「我ここにあらず」といったままで負けたわけではないし、むしろ「良くも悪くとも(というか悪くとも)これがソクラテス」ということで別に全然後悔してないんですが、オチはつけども締まりのない結末になったということで松田店長にはちょっと申し訳ないです。でも本当に楽しかった大会でした。初めて大会で勝つところを見せた牛山、楽しすぎるぶっぱで周りをあきれさせたガンダム勢の希望者さん、実体のないプレッシャーでトーナメントで敬遠させたり後ろからアドバイスを的確にしたMOV、手堅すぎるプレイで勝ち星を大量生産して完全に場を冷ますときどという布陣でお祭りとして楽しすぎるメンバーと立ち回りでした。そして隠れた6人目の控えであるジローさんも見逃せません。僕はレバガチャの際やたら台が揺れるんですが(でもそれほど速くはない)、今回は観戦用に筐体の上に高そうな大型モニターが置いてあって、MOVに「お前レバガチャであれ落としたら相当寒いからな」とか言われてビビってたところでジローさん登場。気孔砲で穴を掘る天津飯のごとく「思う存分揺らせ!」とモニターをおさえてくれました。大感謝です。そしてもう一度AZ最高!